

少しだけクイズです。「 医療安全推進週間 」を御存知ですか?
医療関係者の方なら御存知かもしれません。 厚生労働省≪ 厚労省 ≫が11月25日を【 いい医療に向かってGO 】という語呂合わせで、平成13年度から毎年11月25日を含む1週間を「 医療安全推進週間 」と位置づけ、医療安全対策の推進を図っている期間なのです。
患者さまの安全を守る、この事は医療と名のつく仕事をしている者たちの、とても大切な任務だと思います。
ここで、“?”と思われている方もいるかと思いますが、動物病院で行ってる事は、動物さん達に行わさせて頂いてる【 医療 】なのです。 動物医療とも言います。 そういった視点で私共は真剣に医療の安全を考えていますと、色々な情報が入ってきます。

院長が大学院修了後、少しの期間ですが労働省(当時)の安全衛生関連の仕事に携わっておりましたので、多少他の獣医師よりはこのような【 安全 】に関する問題は敏感であり、ネットワークも多いのだと思います。
少し前の話ですが、平成11年1~2月に某市立大学病院、某都立病院で大きな『 誤認・ヒューマンエラー 』による医療事故が連続して起こりました。 人間の病院の話です。
その後、平成13年から本格的に厚労省がこれらの問題に本腰を入れ、省内に担当室を設置し始めました。 その後に、法律などを整備して、様々な対策を始動し始めました。 それに伴い、医療機関における安全管理体制の確保、各病院内でのヒヤリハット事例報告および全国規模の報告収集などシステム化されてきています。 しつこいようですが、あくまでも人間の病院の話です。
当院でも、以上のような人間の病院の話を対岸の火事として捉えるべきではないと考えておりました。
当院は今までは大過なく獣医療を行ってきましたが、ヒューマンエラーによる医療過誤が≪ いつ起こるか分からない状態に放置しておくのではなく、積極的に医療安全対策を取り入れよう ≫という事で、厚労省指導による人医療安全管理関係者向けの【 医療危険予知活動実践セミナー 】を複数の当院スタッフに受講させ、日頃から医療安全推進を実践してまいりました。
2009年1月からは、当院内で【 医療安全推進部門 】を組織化して、院内での座学、実習セミナーの実施( 義務化 )、また、人医療とは異なる動物医療独特の事案に対する対策を検討しながら、改善していく活動が始まりました。
このような取り組みは、動物病院ではまだ実践している所が少ないようですが、安全な医療を維持する事は大変に意義ある活動だと思っております。
皆様に安心して受診して頂ける、動物たちにとって気持ちの良い動物病院づくりを目指しております。 ぜひとも応援頂ければ幸いでございます。
院内担当者 : 末木真理、福士法子、大河原恵












