
ワンちゃんの外来で一番良く似る病気は、何と言っても皮膚病だと思います。 その中でも、外耳炎の症例が最も多く来院されます。
最新情報では、『 頭を触ると噛み付いてくるような問題行動をおこす犬は、外耳炎を根本から治すと、性格まで改善されて愛される存在になる 』という学会発表がありました。
外耳炎になりやすい犬のタイプは、
- 耳が垂れている犬種
- 耳の中に毛が生えやすい犬種
- アレルギー体質の犬
です。
また、犬の耳の構造は人のものとは異なり、外耳道(入り口から鼓膜まで)がある方向から見るとL字型に曲がっています。 よって、鼓膜の近くは雑菌が入ると温室培養状態になり、普通のクレンジングをしてもなかなか治らないことになってしまいます。
さらに、何もしないで放置しておくと、外耳道の皮膚が厚くなり、症状が進行すると穴が閉塞することになり、手術しなければならない状態になります。
外耳炎は種々のタイプがありますので、そのタイプ別に治療方法・予防方法が異なります。
耳が臭い、赤い、汚い、分泌物が有る等を見つけたら、早急に病院で適切な指導・治療を受けられることをお勧め致します


