東洋獣医学の大御所である北京農業大学の王教授が、東洋医学と西洋医学の違いについて大変わかりやすい講義をして下さいましたので、ここで御紹介させて頂きたいと思います。
『 西洋医学は“透明の箱”です。 病気というもののメカニズムがハッキリしていて、Aという治療をすればその薬が体のどこに働いて、どの様に改善していくのかが明確に分かる透明性の高い医学であります。 それに対して、東洋医学は“黒箱”です。 それは、4000年の歴史の中で形作られた物で、その箱のAという点を刺激すれば、その箱のBという点に“ある症状(現象)”が現れる事が分かっている学問であります。 しかし、そのメカニズムは詳しく説明できない医学でもあります。 メカニズムを決して西洋医学的な理論で考えないで下さい。 混乱しますよ。 』というお話でした。
最初は何の事を言っているのか良くわかりませんでしたが、実際に東洋医学を学んで、治療をしてみると、先生が語られた内容が実に分かり易い『 表現 』であったと改めて感動いたしました。
簡単に申しますと、西洋医学では治し難い病気を、東洋医学を使うと非常に簡単に治るケースがある。 しかし、そのメカニズムはよく説明できない、という事です。
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